sample1 小児科つくだクリニック
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1型糖尿病


1型糖尿病

 1型糖尿病とは
  • 膵β細胞の破壊によるインスリンの絶対的不足


 インスリン製剤の作用動態
  • 超速効型は作用発現15分から、最大作用は0.5〜3時間、作用持続3〜 5時間まで。


  • 速効型は作用発現0.5〜1時間から、最大作用は1〜3時間、作用持続8時間まで。


  • 中間型は作用発現1〜3時間から、最大作用は8〜10時間、作用持続18〜24時間まで。


  • 超持続型は作用持続24時間。


  血糖管理目標
正常値
DM成人の目標値
目標値
食前血糖値
< 110
70〜120
思春期   80〜140
学童期   80〜150
幼児期   80〜160
食後血糖値
< 126
100〜140
思春期    〜180
学童期    〜200
幼児期    〜250
夜間血糖値
60〜90
思春期   65〜126
学童期   70〜140
幼児期   70〜170



 責任インスリン
測定時間
インスリン
朝食前
就寝前中間・持効型
朝食後と 昼食前
朝食前(超)速効型
昼食後と 夕食前
昼食前(超)速効型 
夕食後と就寝前
夕食前(超)速効型
深夜
就寝前中間・持効型



 インスリンとその効果を反映する血糖値の関係

  • 血糖が比較的安定して時は、2〜3日血糖の動きを見てから高すぎあるいは
    低すぎる時間帯に効いている責任インスリン量を調節


  • 血糖の動きを振りかえって量を決める後ろ向き調節


  1型糖尿病の食事
  • 総カロリー
    成長発育に必要で十分な総カロリー=健常小児と同じ
    学童期は、総エネルギー量(kcal/日)=1000+100×年齢 で求めることができる。

  • タンパク質
    しっかりとした量を与える。
    乳幼児期は2g/kg/日
    学童期は1g/kg/日
    全カロリーの15〜20%にする。(乳幼児では20%)

  • 糖質について
    血糖の変動をなくすためにゆっくり消化されるものを選ぶ。
    80%前後を多糖類で摂取し、果糖(果実)、乳糖(牛乳)は全糖質の20%以内に抑える。
    砂糖や甘いお菓子は血糖上昇作用が強いので食事には避ける。

  • 脂質について
    動物性の脂肪を避けて植物性の脂肪を奨める。
    (冷蔵庫に入れても固くならない脂肪にする。)

  • 栄養素のカロリーの配分について
    乳幼児期は糖質40〜45%、脂肪30〜35%、蛋白質15〜20%の割合にする。
    学童期は糖質50〜55%、脂肪30〜35%、蛋白質15〜20%の割合にする。
    成人期は糖質55〜60%、脂肪25%、蛋白質15〜20%の割合にする。

  • 食物繊維について
    食物繊維を十分に摂取することは血糖値やコレステロール値によい影響を与える。

  • 食事の時間と量について
    総エネルギー量を朝食、昼食、夕食、間食に等しく分ける。

  • 間食について
    血糖の日内変動を少なくするために1日に1〜3回の間食を日常行うとよい。

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